TFZ Balance 2Mのレビュー

2016/11/05

イヤホン・ヘッドフォン

今回は、TFZ様からアプローチをいただき、「Balance 2M」というイヤホンを提供いただきました。
販売もまもなく開始されると思います。※大体$200程度のようです。

「開封の儀」


・SERIES 1Sの時も思いましたが箱が大きいです。しかし、今回は明らかに一クラス上の上質感を感じます。




・こちらが本体です。ハウジングは精銅製。細かなスペックは下記にて
ドライバー: double moving-coil dual chamber
Magnets: N52
コネクター:MMCX
ハウジング:精銅製



・ケーブルは編み込みケーブルでSERIES 1Sのものよりもさらに太いものが採用されています。




・付属のケースのサイズも非常に大きくイヤホンを4本程度は収納できると思います。
・中にはイヤーピース専用の入れ物と変換アダプター、イヤーハンガーなどが同封されています。




せっかくなのでSERIES 1Sと比較試聴してみました。

・まず感じるのはBalance 2Mの圧倒的な音の密度感。TLなどでは1Sでも低域が強いという声があったがその比ではない分厚い低音域が特徴的である。
・とにかく低音域の底が深く濃密な音がとても印象的である。しかし、中高域も決して負けているわけでも埋もれてもいないので全体を通じて「音が濃い」と感じるイヤホンである。
・メタル筐体の上に重量もあので制振は効いておりこの辺はワンクラス上のイヤホンであることを明確に感じることが出来る。
・MMCXを採用しており、リケーブルも可能。その上コネクターの出来が良く、ロック感がとてもありくるくるとケーブルが回らないのも非常に好印象。
・メーカー側から「200時間以上エージングしてほしい」とのことなのでレビューはそれ以降となる予定。しかし、現段階でもとても面白いイヤホンなので期待が持てる。
・3時間程鳴らしたが音に変化が出てきているのでエージングは重要だと思われる。


というわけで初回のインプレッションはここまで。
しかし、これだけ音の濃いイヤホンは久々でした。個人的には好みの濃さですが結構好き嫌いは出ると思います。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。